ぶん屋のお針箱（旧）

マイコンピューターのアイコンの上で右クリックし、
プロパティを開きます。
そこには、搭載されているOS（オペレーションシステム）情報、
機種、メーカー、CPU、メモリーが表示されます。


OS　　　：ウィンドウズ　XP　ホームエディション
　　　　　バージョン2002　サービスパック３

機種　　：富士通FMVシリーズ

CPU　　 ：AMD　Duron　900MHz

メモリー：496MB


XPであれば、メモリーは、512MB以上ないと、近頃の情報は、容量が
大きくなっていますので、処理に時間がかかり、重たい症状が出ます。
（このパソコンは、５１２MB積んでいますが、表示で少し少なめに
　なっています。「OSで食っている」といいますが、これもなんでこうなるか
　詳しくは知りません。）

メモリーは、機種によっては増設することもできます。
メモリーの増設は、機種にあった追加メモリーを購入し、
パソコン本体内の空いているスロットへ挿し込みます。
スロットが空いていることと、パソコンがどこまで増設を許容しているかを
確認が必要です。
静電気に注意して作業すれば、割と簡単に増設できます。
（挿す時にものすごく固いけど）

CPUも、インテル製のものが入っていて、そのあとの数字が２つ、３つ、
と並んでいれば、処理が２重３重に平行して行なわれるため、
早くなりますが、このパソコンのように、AMD製のCPUで、１つしか
数字がないと、何か作業中に、別の何かが自動的に動いている
（例えばウィルス対策ソフトの更新など）と、一時的に重たくなって
しまいます。



ハードディスク容量を調べるには、マイコンピューターをダブルクリックします。


「ローカルディスク」と書かれているのが、自身のハードディスクです。
クリックすれば、画面の左の「詳細」欄に合計サイズと空き領域が
表示されます。
また、こちらも、プロパティを見れば、視覚的に空き領域を確認できます。




ハードディスクは、半分以上の空きがないと、スムーズな処理が
行なわれません。
特にCドライブは、OSに関わるファイルがたくさん入っていますから、
Cドライブの、青いの（使用領域）がピンク（空き領域）に勝っていたら、
要注意です。
処理を行なうのに、処理すべきデータと同じだけの
空いている場所が必要だそうで、空き領域が足らないと、
命令を処理している時に重たく感じます。

ハードディスクは、必要のないファイルを削除することで、軽くすることができます。
マイドキュメントは、保存場所が通常Cドライブですので、
マイピクチャに写真が山ほど保存されている場合は、
何か外部媒体に写真を移すと、ハードディスクの負担が軽くなるばかりか、
バックアップにもなり、おすすめです。


おすすめの外部媒体は、手軽さで言えば、フラッシュメモリですが、
外付けのハードディスクドライブがいいと思います。
フラッシュメモリは、手軽ですが、コップで言えば紙コップのようなもので、
一時的にデータを保存したり、移動するには便利だが、
繰り返し使うには、限界があり、また破損した場合に、その形状ゆえ、
データを取り出すことは不可能です。
外付けのハードディスクも、恒久的な手段ではありませんが、家庭の
写真データ程度であれば、十分だと思います。

データを削除して整理する場合は、くれぐれも、自分で作ったファイル以外は
削除しないようにしてください。
また、移動も自分で作ったファイル以外は移動させるのは避けます。
保存場所が変わると、システムに影響が出るファイルはたくさんあります。
特に、Cドライブ内は直接触らないほうが無難です。

自分で作ったファイルは、たいていデスクトップかマイドキュメント内に
あると思います。その中での作業をお願いします。