「アナログ」って出ていると、見れなくなっちゃうんですよ。
そりゃ困る、でも買い換えるにはお足が要る。
わが家に地デジが来るのはいつのことになるやら、と
思っていました。
しかし、神様はいたずら好き。
わが家のテレビが、突然うんともすんとも言わなくなったのは、
2009年1月31日のことでした。
晩には、大手家電販売店へ行き、地デジ対応の液晶テレビを
購入(ローンですが)してきました。
地デジって、画像がきれいなだけでなく、様々なサービスが
あるんですね。
わたしが、おぉ!と思ったのは、
・番組表の表示
・字幕表示
・局提供の情報表示
です。
なかでも、字幕表示は我が家では大活躍!
主人は韓国語が理解できるし、わたしは英語がわかります。
韓国ブームも定着してきた今や、テレビで韓国ドラマが
放映されることも珍しくなくなりました。
現在、「ファン・ジニ」が放映されています。
夜遅い放送なのですが、二人でこれを見るときに、
副音声(日本語吹き替えでない方)+字幕で楽しみます。
昨日の映画「ミッションインポッシブル3」も、
字幕で楽しみました。
時折、字幕に頼って見ているほうが、
「今、**って聞こえた」
「あれ、××って、**って言うの?」
なんて、ちょこちょこ知ってる単語を学習したりして。
地デジの字幕で、英語力の錆び落しをしているわたしは、
100%理解できているか、というと、そうでもない。
学生時代なら、多分ほとんど字幕無しで理解できただろうに、
使っていないとどんどん衰えますね。
当時は、課題で、映画丸ごと一本を丸暗記したり、
60分テープ×12本の音声ドラマをシャドウイングして
内容を捉えたり、と、
外国語学部英米語学科の学生らしく、英語漬けの毎日を
送っていました。
当然、やればやっただけ能力もつきます。
楽しい4年間でした。
ヒアリング(リスニング)を強くするには、
シャドウイングが効きます。
英語を流しながら、一足遅れで発音しながら追いかける
(影のようについていく)方法です。
同時通訳の方が基本としている練習だそうです。
自分の声も聞こえる中で、次に聞こえてくる英語を聞き取ろう
とする訓練です。
今は、もっと効果的なトレーニングを指導しているかもしれませんが、
わたしが大学で得た知識では、これがお勧めです。
シャドウイングは、意味やはっきりとした発音が分からなくても、
同じ課題を繰り返しているうちに、くっきりと単語の輪郭が
見えてきて、なんといっているのかが聞こえるようになります。
そうなれば、意味が分からない箇所は、聞き取った音を
文字にして、辞書を引きます。
単語のスペルを推測する力も付きますし、
音から文字にすることができれば、初見の単語も
発音できるようになります。
意味の分かる文が増えれば、全体の把握も一気に進みます。
まったく意味の分からない課題に取り組むよりも、
お気に入りの映画音声を使うのが楽しいですよ。
音楽も入ってくるし、効果音もあって、慣れてくると、
主人公と全く同じタイミングでせりふを話せるようになります。