
遠州弁ネイティブスピーカーの皆さま、こんにちは。
遠州弁を考えるの時間がやってまいりました。
子供のころ、どれにするか迷ったとき、
この呪文で決めたことはありませんか。
このあとに続く言葉は、遠州弁というだけでは片付けられないほどの
バリエーションがあると思います。
ちなみに、わたしの家ではこう言っていました。
どれ(どちら)にしようかな、天の神様の言う通り。
おずずのず、空向けよ、柿の種。
これでも決められない場合、こう続きます。
おへその曲がり角、べっちょこちょっちょっちょ。
「おずずのず」や「べっちょこちょっちょっちょ」は同級生でも言う人は
いなかったから、我が家、または母の実家のオリジナルでしょうね。
これって、大人になって考えれば、二者択一の場合に有効な、
奇数の文字数の言葉を並べているんですね。
呪文を唱えながら、どちらがいいかを心で決めて、
いい方で止まるまで言えばいいんです。
それ故、なかなか決められない場合は適当なことを言って、
長くなることもあったかと。
みなさんは、どんなふうに言ってましたか。
そして、今の子どもたちは言うんでしょうか。
そう言えば、余談ですが、お祭りの後にもらえるお菓子、
今の子どもたちは喜ばないそうですよ。
わたしが小さい頃は、屋台について歩いたあともらえるお菓子は、
普段買ってもらえない大きなお菓子で、嬉しくて。
もったいなくてなかなか食べれないで取っといて、
湿らせてしまったことも。
あのとき、お菓子を貰った証拠に手に油性のマジックで
印をつけられて帰ったもんです。
手のひらなら、つけられたてからすぐ握っていれば汗で消えて、もう一回並べる、
と誰かが入れ知恵したばっかりに、実行した強者がいて、
翌年からは手の甲につけられて、しばらく消えませんでした(笑)。
かなり昔の記憶をたどってみますと
天の神様の前だったか後だったかに
「ぎったんばっこんしようかな」
ってなのが入っていたように思いだされます。
きっと、神様で実は思っていたのと違う目が出たら
ぎったん・・・をつけたして決めたのかも^0^
まりんか☆さん
コメントありがとうございます。
(^^)かわいい!初めて聞きました。
富山出身の知人からは「鉄砲打ってばんばんばん」っていうのを聞きました。
言葉遊びみたいで楽しいです。
そうそう、思いだした。
ぎったんの前に
「おすずのすずのまがりかど」
なんてのも入ってましたな。
意味はさ~っぱり分かりませんが~^^;
まりんか☆さん
頭の中で、一日中「かみさまのいうとおり」が回ってしまいました?
気にかけて下さってありがとうございます。
おずずのず に似ていてなんか嬉しいです!
でも、確かに何の曲がり角なのかさっぱりわかりませんね!(笑)
なにやら、江戸風味な「お鈴」なる少女が、鈴を持って立ってる曲がり角を想像してしまいました。
あきさん
こんにちは。
僕の小さい頃は、「りす りす こりす」でした。
それで気に入らないと、「てっぽううってばんばんばん」
それでも気にいらなければ「もひとつおまけにばんばんばん」なんてのも付け加えていましたよ。
kohさん
鉄砲打ってばんばんばんって言ってましたか!
転校生や、地方にいとこがいる子どもから、文化が混ざるのでしょうか。
りすりすこりすもかわゆい(笑)
kくんはやらないですか?
あきさん こんにちは
あきさんのブログを 最近知ったので 出遅れコメントですいません
遠州弁 大事にしたいですね
うちでは 【天の神様】じゃなく 【裏の神様】です
いままでずっと 裏の神様=裏庭に祀ってある【地の神様】の言うとおり
だと思ってたっけ
ほんで 後に 「そら向けよ」って付いただに
そのほかに 学生時代 神奈川にいて 【靴】のイントネーションが
違うと友達らに 笑われました
クツ [高低]ではなく 標準語は [低高] だと言うので 「そっちが違うかも知れないだろう?」 と言うと (赤い靴 はいてた 女の子)と歌いだし 「ほら 後ろ上がりだろ?」と言われ 納得しました (^^!
夢屋さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
裏の神様は、説得力ありますねぇ。地の神様があるお宅が多いですもんね。
靴は、確かに、遠州弁だと  ̄_ ですが、♪赤い靴~のうたは、
音程で _ ̄ となっているだけでは・・・・???
半そで、ほうき、今から、なんかも指摘されますねー。
ほいだん、遠州弁でしゃべらんと、伝わらんこんもあるで、
ぶしょったくったって、方言丸出しでいくだよー!
ぶん屋あき
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