
(画像は
「着物と帯 大黒屋」さんからお借りしました。
きれいな花の写真がいっぱいあります)
ラジオでいい歌を聞きました。
昭和42年の「花と小父さん」作詞:浜口庫之助 作曲:浜口庫之助 というのですが、
わたしが生まれる前の曲で知りませんでしたが、車を運転していたのですが
泣いてしまいました。(危ない)
ご存知の方も多いと思います。
小父さんが見つけた小さい花は、つれて帰って、とお願いする。
どうせわたしの短い命、終わるまで見ていて。
あなたのお部屋で一生懸命咲いて慰めてあげるから。
そして、小父さんは約束どおりその命が終わるまで見守った、という歌詞です。
うちにいる猫たちも、地球に咲いた小さい花かもしれない。
人間自体が「小さい花」だとすれば、みんなの命にこの歌は当てはまる、と
考えたら、涙がこぼれました。
わたしたちは、自分の命が花と同じように必ず枯れることを自覚しているか。
そして、どうせ短い命なのだから、だれかの(またはなにかの)ために
その命を捧げよう、という決心で生きているか。
花は、自分の得のためには、決して生きない。
それが改めて美しく思えて、泣きました。
欲の無い分、花は美しいのかもしれません。
余談ですが、浜口庫之助さんの有名な作品には「バラが咲いた」「星のフラメンコ」
「涙くんさよなら」「夜霧よ今夜もありがとう」などがあります。
ラジオでいってましたが、Wikipediaを見るともっといろいろあります。
すごく今でも耳にして、いいなぁと思う歌が多いです。。
興味のある方は検索してみてくださいませ。
(ね、イチローさん)
●ここをクリックすると、聞けます●
「花と小父さん」
浜口庫之助 作詞/作曲
小さな花に 口づけをしたら
小さな声で 僕に言ったよ
小父さんあなたは やさしい人ね
私を摘んで お家に連れてって
私はあなたの お部屋の中で
いっしょうけんめい咲いて
なぐさめてあげるわ
どうせ短い 私の命
小父さん見てて 終わるまで
かわいい花を 僕は摘んで
部屋の机に 飾っておいた
毎日僕は 急いで家に
帰って花と お話をした
小さなままで かわいいままで
ある朝花は 散っていったよ
約束どおり 僕は見ていた
花の命の 終わるまで