「パンドラの箱」のmakotakuさんから頼まれました。
はる姐さんに小学校の教壇に立ってもらえないかと。
「しょうがないねぇ。うちのなつの、命の恩人の頼みとあっちゃ、
断るわけには行かないじゃないか。」
はる姐さん、さすが気っ風がいいねぇ。
実は、ゼロの会で、紙芝居を作るんだそう。
その物語を書いてほしいと頼まれました。
以前、はる姐さんがちょびとなつに猫会議で戸の開け方を教えた話を書きまして、
その具合がちょうどmakotakuさんのピントに合ったようです。
あんな感じで、子どもたちに「こうしなさい」「ああしなさい」という方法ではなく、
考えさせるような話を書いてほしい、と。
もちろん、OKしましたよ!
微力ながら、渾身の力を込めてはる姐さんを教壇に立たせます!
実際のはるちゃんは、「おすんばぁ(遠州弁で人見知りの恥ずかしがり)」で、
あんな姉御キャラではありませんが、後輩猫の面倒をよくみる、
世話焼きなおばちゃん猫です。
ゼロの会とは、捨て猫、捨て犬ゼロの会です。
先日も「誕生日はまだにゃい」のみっちゃんが三毛の子猫を捕獲するのに、
makotakuさんと「こっそり日記」のこぶへいさんが
迅速な対応をしてくださいました。
ゼロの会は、ほんとに地道な草の根運動で、里親探しから、地域猫の
去勢手術手配、行政と地域への働きかけ、と正に休む間もなく活動して
いらっしゃいます。
我が家の猫族は、みんな処分されたかもしれない命を預かっています。
二匹はゼロの会からの縁で、我が家を住み処として提供しています。
皆、去勢手術は済ませてあり、外へは出しません。
飼い主の事情で、命が捨てられるのは、言語道断。
でも、地域に住み着いた野良猫たちはどうでしょう。
(野良犬は減りましたね。近所では全然見なくなりました。)
ひっそりと暮らし、餌をちょうだいし、こっそりと子を生む。
その子猫たちが、また育って、また子を生む。
元をずっと辿れば、勝手な人間が捨てた猫たちです。
子どもたちは、捨て猫を見つけたら、拾ってきます。
それは、命あるもの助けられるなら助けたい。
自然な行為です。
大人には様々な事情があります。
子どもも大人の社会に置かれた修行中の身。
社会を形成する大人たちが子どもたちの「助けたい命」への活動を妨げることも
あるのが現実です。
うまく伝えられる物語が書けますかどうか。
はる姐さんの力を借りて、命の大切さを伝えることができますよう!