7年物の刺し子ポーチ
だいぶ擦り切れてきましたが、手触りよく使いやすいポーチです。
もうこれを作ったのは、かれこれ7〜8年前になると思います。
結婚して間もなくのころは、主人は夜勤でわたしは昼の仕事をしていました。
夜勤の主人を送り出してからの夜は長く、一人で見るテレビは味気ない。
狭いのに妙にがらんとしたアパートで、食事の後片づけを
する気にもなれず、なんとなく時間を過ごしていました。
主人から、着いたよ、のメールや休憩室での様子の写真、
お昼(真夜中2時ごろ)ご飯の写真などが届きます。
でも、独りには変わりがない。
眠れるときは、寝てしまいます。
わたしが起きている間中、主人はメールをくれました。
そんな夜、たくさん時間があるのだから、何か作ろうと刺し子の本の
デザインを真似て作ったのがこのポーチです。
これを作っている時期、婚姻の手続きを相談しに、市役所へ度々足を
運んでいました。
外登の窓口で、待っているときにも、チクチクやっていたら、
職員の方が興味を持たれて、出来上がったら必ず見せに来て、
と言われました。
気にしてはいましたが、わざわざそのために市役所に行くのも憚って、
今日まで来てしまいました。
とっくにでき上がっていまして、便利に毎日使っています。
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