駒ヶ岳と高山病
九月下旬、駒ヶ岳へ主人と日帰りで行って来ました。
お天気のわりに視界はいいようだよ、と下界のバスターミナルのおじさん。
バスに揺られ、しらび平へ。ロープウェイに乗り換えて、駒ヶ岳へ。
乗り物に助けられてあっという間に標高2000mを超える千畳敷に到着。
もともと頭痛持ちのわたし、頭痛薬を車に置いて来てしまった。もうこの時に少し頭痛がしたのです。
乗越浄土までがキツかった。空気は薄いし、運動不足で足は重いし、心肺機能がついてきません。
休み休みなんとか目の前の山を登ります。ここで折り返すと思いきや、まだ見えぬ向こうまで行くという。
ついて行くしかないと諦めて、リズムをなんとか取りながら中岳へ。
来た方向には南アルプスが、これから行く方には、駒ヶ岳が。
かなり時間がかかりましたが、駒ケ岳まで登頂しました。
山頂の景色は登った人だけが観られるパノラマのご褒美。
重なる山は藍染の意匠のように美しい。泣けてきます。
頭が痛いのに、泣いて、余計に頭が痛い。
下山した後、高山病が発症。寒いわ、頭痛で頭が割れそうだわ、道中、ヒーターを入れてもらい、ガタガタ震えながら帰宅しました。一眠りしたら、かなり良くなりましたが、頭痛はなんとひと月半も残りました。
肩こりが根にあったから、動かなくては、と朝散歩したり、ラジオ体操したりしているうちに改善しました。
以来、枕は使わず寝ています。ストレートネックのようです。
今回の登山で、ステキな山ガールたちと出会いました。ファッショナブルで、きちんと礼儀正しく、足取りも軽く、思わず、かわいいファッションね、と声をかけてしまった。
自分がおばさんになったと感じもし、しかし、そんなかわいい格好をわたしもしたい!と小さな決心もしました。
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