作り方を公開すること

ぶん屋あき

2009年06月15日 21:07

ぶん屋の袋物は、たいていわたしが作っています。
(たいてい、としたのは、和装バッグなんかは違うからです。)


それでブログタイトルも「ぶん屋のお針箱」ってんですが、
「作り方公開しちゃっていいんですか」とよく聞かれます。


いいんです。

なぜなら、ぶん屋の袋物のほとんどは、昔から日本にある作り方で作っていて、
できあがった物を見ればどういう成り立ちか、作る人にはわかるのだから。
「ぶん屋のお針箱」で何か作り方をご覧になってあなたが作ったとすれば、
それはできあがった物を買うよりもずっと、愛着のある世界にひとつだけのもの。

でも作るには時間も必要だし、針仕事があまり得意でない方もいらっしゃるでしょう。

そんな時はぶん屋にご相談下さいね。
仕立て済みの物もあるのはもちろんのこと、
お気に入りの生地から、定番の袋物の誂えも承りますよ。

作り方を見たけど、実物を確認したい。
そんな場合もぶん屋へお立ち寄り下さいね。

土日であれば、わたしがお話を承わることもできます。




わたしどもは、ぶん屋の役割は何かをよく話し合います。

第一に「本物」を伝えること。

次に「ぶん屋好み」で厳選したものを置くこと。

第三に昔からある日本のいいものを、きちんと紹介していくこと。


作り方を載せているのは、三つ目の「昔からある日本のいいものを紹介する」の心得からです。

手拭いや風呂敷のあずま袋は、「昔から日本にあるいいもの」ですからね。



本屋で立ち読みした、ある本に、はっと気持ちを引き締める言葉を見つけました。


「約束事を知らないで作ると、とんちんかんになってしまう」


基本を無視して、物作りはできません。
どうしてこの形になったのか。
どうしてこの素材で作るのか。

形あるものは、歴史や物語を持っています。

ぶん屋では、作り方を伝えることで、物が持つストーリーを伝えられたらいいな、と考えています。

今週18日木曜日から、ぶん屋は展示会を行います。

ぶん屋を皆様に知っていただくきっかけになれば、と思います。


「夕涼みの小間物展」6月18日(木曜日)〜6月24日(水曜日)
ギャラリー・ラウンドテーブルにて、午前10時より午後5時

お問い合わせ

ギャラリー・ラウンドテーブル
浜松市東区半田山3-47-6 053-434-7206

ぶん屋
浜松市中区山下町7 053-473-0595
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