リハビリとはいえ、運動を始めた主人は、まだ痛む術後の膝に加えて、
筋肉痛に苦しめられながらも、身体の調子はよさそうです。
一方、わたしは、花粉症もあってか眠くてだるい。
「今年は鼻をかむ回数が少なくて済んでるな」
「マスクをしてるからでしょうか」
「たぶんそうだね」
花粉症でありながら、マスクが嫌で、薬を飲んでも「ぐしゅん、ぐしゅん」と
くしゃみと鼻水に苦しんだ毎年でした。
花粉症は、花粉を吸わないことが第一だと聞いた今年は、
嫌だとは言ってられないと、少しムズムズしたらすぐマスクをすることにしました。
実は子供の頃からマスクが苦手でした。
花粉症がこれだけ増えたおかげで、立体的なマスクが出てきたので助かっています。
なぜマスクが苦手かって、まず、マスクをすると、息苦しい。
眼鏡が曇る。
マスクの中が湿って、なんか臭う気がして気持ち悪い。
わたしは口が鼻と同じくらいに出ているせいか、
話すとマスクがモゴモゴ動いてカッコ悪い。
ゴムをかけている耳が痛い。
などなど。
わたしは、横にプリーツの入っているタイプのマスクよりも、
薄手で縦に張り合わせているタイプのマスクが合うみたいです。
眼鏡の曇りを防止する工夫のされたマスクもありまして、それも試しましたが
なんか違和感があるし、結局眼鏡も曇るしダメでした。
(主人は具合よかったみたいです。これも顔の作りのせいかしら。)
眼鏡の鼻当ての下にマスクを入れ込んで、上から眼鏡をかけているようにすれば、
曇りにくいことを見つけてからは、もっぱらそれでやりすごしています。
今日(2009/2/22)の中日新聞に全面広告で、
「インペアード・パフォーマンスをご存知ですか」とありました。
花粉症の症状によってパフォーマンス(ここでいうパフォーマンスとは、
日常に必要な集中力や判断力、作業能率のことだそうです)が落ちるだけでなく、
薬でパフォーマンスに影響を受けることがあるそうです。
そりゃそうだ。薬は眠くなったりしますからね。
わたしは、と言うと去年までは、花粉症で処方してもらった薬を飲んでも、
眠気は感じませんでした。
しかし、今年は、やけに眠い。
薬による、「気付きにくい能力低下」かどうかは定かでは
ありませんが、いろいろからだが変わる年齢のようですから、
今日のわたしが去年のわたしと同じとは限らない。自分にももっと気を使わなきゃ。
今年の夏には、もう37歳。40代も間近となります。
20代の頃には30代になるのを待っていたけれど、30代に入ってしまったら、
満喫した感じもなく、あっという間にここまできてしまいました。
あまり体力のあるほうではないくせに、無理してしまいがちなわたし。
もう少し自分を労ってやらなくては。
自分の気持ちと身体をもう少し大事にしてやらなければ、とこの頃やっと思えます。
世間の皆さまの大したお役に立てなくても、夫にとっては、わたしが生きていること、
存在そのものを大切に感じていると気付かせてもらいました。
自分の価値を、自分ではなかなか認められずに生きてきたので、
嬉しくて、驚いて、ありがたくて涙がでました。
明日からまた一週間が始まります。
そして早くも、二月は終わります。
来月、誕生日を迎える主人に、毎日笑顔を向けられるわたしでいられるよう、
わたし自身の時間調整を少しずつしていきたいと思っています。