ぶん屋の猫で、一番先輩猫にあたるのが三毛猫の「はる」です。
その憮然とした表情と、どっしりと構えた姿勢から、
「はる姐さん」なぞとあだ名がついています。
(実は怖がりの甘えん坊さん)
お医者さんへ連れて行くと、必ず「面白い柄ねぇ」と
感心されて、ぐるぐると見られます。
確かに、最初見たときに、「顔に三角の柄が!」と驚いたし、
成長するにつれ、はっきりしてきた柄がおもしろい。
今日は、はる姐さんの毛皮を大公開!
三毛猫は、白三毛ちゃんと、黒三毛ちゃんに大きく分かれるようです。
うちのはる姐さんは、黒三毛ちゃん。
どっちの色が多いか、ってだけですけど、昔飼っていた三毛は、
白三毛ちゃんでした。
もちろん、三毛だから、3色の毛です。黒、茶、白。
はる姐さんの茶は、オレンジ茶で、しかもトラ柄です。
まず、はるちゃん、お顔見せて。

鼻の左側に、大きな三角の黒い模様。
イルカの尾びれ、と呼んでいます。かっこいいでしょ。
で、目元は、黒い頭巾を被ったような状態。
口の周りは、薄茶色で、新幹線の雰囲気です。
この色目のせいで、はすが出ているように見えます。
(実際にも少しはすが長いと思います)
はい、次は、はるちゃん、ごろーんして。

顎の下は、薄茶色が続き、そこに黒の斑点が。
この黒の斑点、子猫の時は、ゴマほどの模様が点在していたのですが、
大きくなるにつれ、模様が融合し、現在のような黒斑点に
落ち着きました。
前足は、左右で色分けがされています。黒と、茶トラです。
右は黒。左が茶トラです。
お腹のおへそあたりにも、うっすらと茶色い模様。

はるのA面(右側)

はるのB面(左側)こっち側の後ろ足のところ、黒と茶トラで
市松模様になっています。

最後にうしろ頭。
くっきりと真ん中で黒と茶に分かれていて、かわいいったら。
写真ではあまりわからないですが、毛皮の色で、毛の長さや手触りも
異なります。部分的に遺伝してきているからでしょうか。
三毛猫は、見れば見るほど不思議です。