目から鱗




中日新聞日曜版、主人が7面のクロスワードを終えて、そのままわたしが
数独を楽しみます。終えれば他の面を。

そして見つけたこのイラスト。

我が家には、すり鉢がない。
だからごま和えができない。すりゴマは、売っている量は多すぎるし、
傷ませてしまうから、ごま和えを食べること自体を我慢する。


どんぶりでも粗ずりできます。


そうか!その手があったか!

話は打って変って、主人が玄関の網戸を張り替えてくれました。
もともと、主人はジャンルは違うが、職人で、「工夫してやる」という事を知っている。

網戸は、ゆるみなくぴったりと張られ、ついでに、レールも曲がっていたのを
当て板とゲンノウで板金していた。
猫が器用に開けてしまう引き戸タイプなので、猫のちょっかいが引っかからないよう
板を一枚張って、できあがり。

あれがないから、できない、これがないから、できない、というのは専ら素人で、
職人はその場で無いものを何か別のもので間に合わせて、どうにかしてしまう。
その苦労は、できあがりには微塵も見せず、さすが職人、と言わせるわけです。


網戸の網を固定しているゴムをはめるのに、ローラーが要るか、と
交換網を買うときに相談しました。
あれば便利だろうが、うちの網戸はゴムの形状がちょっと違ったようだから、
止めよう、とその場では買わなかった。

職人の主人は、仕事が早く済むとわかっている道具は、惜しまずに買います。
ゴムの形状があらかじめわかっていれば、合う道具はその場で買ったでしょう。

しかし、帰ってみれば、記憶どおり、ローラーで入れていくタイプのゴムではなく、
溝に入れるのは同じだが、逆さT型のストッパーがついているものだった。


「ゴムはどうやって入れたの」と聞けば、これも「当て板とゲンノウでやったさ」と。


すり鉢がないから、擂りゴマが作れないわ、と長年言ってきた。
すり鉢は、便利だが、場所も取るし、それ以外の用途が思いつかないので、
買い求めるのにいつも躊躇していたのです。
(とろろ汁を作るには要るのだよ。わたししか食べないけど)

あぁ、これで胡麻和えを作ることができます。
いりゴマは切らさずあるのですから。
(とろろはこれまでどおり他所で食べますから)



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