映画館で公開される洋画は、字幕で訳がついているものがほとんどですが、
テレビ放映となると、吹き替えで放映されることが多いようです。
お気づきの方も多いでしょうが、映画字幕は、せりふの全部を訳して書いてある
わけではありません。
字幕は、文字制限があり、その限られた文字の中に、登場人物のせりふの言葉と、
その場面に込められた雰囲気と、ストーリーを崩さない流れを盛り込む苦労が
あるそうです。
一方、吹き替えは、せりふの言葉の訳と、登場人物の雰囲気を崩さないような
工夫が要るでしょう。
映像の人物の口の動きや表情にあわせて、吹き替えのせりふをしゃべったり、
抑揚をつけたり、という苦労があるそうです。
実際の言語のせりふと、吹き替える言語の訳とで、単語数を調整する必要も
ありそうです。