のぞき紋

ぶん屋あき

2008年12月21日 23:09



写真は、本屋さんで販売されているものです。
エクスプランテ社 紋切りのシリーズです。紋切りの型紙に、色紙と、小窓のついた台紙がついています。
気になっていましたが、実物を見つけたので、購入しましたよ。

まだ、開けただけで紋切りしていません。
冬休みの手慰みに切ろうと思っています。
覗き紋とは、主に女性が、しゃれ紋として、輪や菱など枠から家紋の
頭の部分をちらりとのぞかせた紋のこと。

家を代表する紋を女性がつけるとき、すこし奥ゆかしい感じもして、
かわいらしいものです。
ただし、あくまでしゃれ紋ですので、正式ではありません。


ところで、わたしの手芸人生、編み物、縫い物、消しゴムはんこ、刺繍や刺し子は
すでに始めてからながく、紋切りは、手に入れているものの、もったいなくて
あまり切っていない。
今は、切り絵が流行っていて、いろんな本が出ていますね。
切るのは楽しいですが、切ったものをどうするかにセンスが問われます。

ビーズは、20代にかなりやりました。道具も材料も一揃いあります。
アクセサリーを作って販売もしていました。リングなんか山ほど作りました。
今は押入れの肥やしになっています。


これからやろうと思っていることには、木版画、ポップアップカード、
本のように綴じること(装丁、でいいのかしら)、があります。

一方、羊毛フェルト手芸や、レザー、デコ、ナチュラル雑貨、石鹸、
加賀手まりなどは手を出そうと思わない。
同じ縫い物でも、パッチワークと縮緬細工はあまり興味がありません。

こう考えると、自分の手芸にも方向性があるようです。

気になるのは、スウィートのアクセサリ。
あれ、材料はなんでしょう。かわいいですよね。
でも、多分手を出さないと思います。

先日、某手芸店で、レジに並んでいたら、母と同じ歳くらいの女性が、
飾ってある小さい犬のあみぐるみと同じ色の毛糸を買おうとしていました。
思わず目があってにっこりしたら、
「これ、本を買っちゃったのよ。だから作りたくて。」と。
でも、作ったら大体は人にあげちゃうんだそう。
「私も同じです」と言ったら、嬉しそうに笑っていました。

手芸好きな人は、作ることが好きなので、作ったものにはあまり
執着が無いようです。
同じジャンルの手芸好きが、作品を交換する場があると面白いと思いました。
自分の作品を提供して、自分の好みのものをひとつだけ持ち帰る。
そういうcafeなんかあれば、行きたいなー。

覗き紋のカードが出来たら、お披露目します。

関連記事