丸新本家の「醤」と
三蔵珈琲店のシンボルを
消しゴムはんこでこしらえました。
どちらもがんばっているわたしの大事な友人からの依頼です。
お手伝いできて嬉しく思います。
丸新本家のお味噌と醤油は、主人のブログでも再三登場する
やさしい丁寧な味のする、本場湯浅のものです。
学生時代の同級生で、彼女とは、単発のきついバイトを一緒にやりきった仲です。
外大生だったわたしたち、通訳のアルバイトの話が、舞い込みました。
クラスに帰国子女がいて、その子がやる予定だったアルバイトですが、
急な用事ができて、代役を探していた様子。
わたしに声がかかって、これはチャンス!と引き受けましたが、
だれかもう一人探さないと無理。
仲間内をあたって、彼女が快く受けてくれたので助かりました。
子供の国際会議の通訳(同時・逐次)だったのですが、
資料は前日の午後3時ごろに渡され、翌日までに全部訳す必要がありました。
二人で徹夜して、準備しました。
会場は、京都国際会議場。同時通訳ブースへ入り、ヘッドセットをつけて
ホストである日本の子供たちの劇の台詞を、会場にいる子達の
イヤフォンへ同時通訳して送ります。
リハーサル無しの一発勝負です。
その後、会場で、各国の代表の子供たちが、自由討議で発言するたび、
逐次通訳のわたしたちが、しどろもどろとつなげます。
会議は午前中で終りでしたが、午後の京都市内観光にもつきあって、
一日中通訳をしておりました。
バイト代は、さすがの破格値でしたが、疲労困憊して、
帰ってバッタンキューでした。
三蔵珈琲店の店長は、小学校~中学校まで、ほぼ9年間同じクラスという
偶然の縁が、ほそーくながーく学生時代まで続き、
卒業後、着物で彼女が町を歩いているのを目にして以来、
一気に距離が縮まり、今に至ります。
一番にぎやかだったのは、中学2年の時。
「5人組」と担任の先生以外からも呼ばれるかしまし5人娘でして、
口八丁、手八丁で、先生は助かったり閉口したりだったと思います。
内二人は、すでにお母さんになり、一人は東京にいて、
三蔵の店長と、わたしの5人です。
なかなかもう全員揃うことは難しいですが、顔を見ればあの頃に
ぱっと戻ってしまうのが、同級生の不思議なつながりです。
制服を着ていたときに、すごく仲がよくて、いつも一緒にいた人とは
大人になって案外縁がなく、
着かず離れずの友人が、30代を過ぎて、趣味が一致してることがわかったり、
価値観が近かったりして、ぐぐっと縁を近づけることがあります。
私にとって、この二人はまさにその縁。
私にとって、本当に大事な大事な友人です。
ぶん屋らしく、千代紙で箱をこしらえて、プレゼントします。