主人が作ってくれるお料理。
わたしの大好物の
ポート・フーです。
主人が作ってくれるお料理は、煮込み、パスタが中心です。
煮込み料理の中でも、わたしのお気に入りは、このポート・フー。
コンソメスープは澄んで琥珀色。
きれいな油が丸く浮いています。
鶏もも肉は、しっとりと、野菜も、ほっこり煮上がっていますので、
お箸で簡単にほぐれます。
にんじんとマッシュルームは、食感はそれぞれの素材のままで
スープをたっぷりと吸って、味がしみこんでいます。
素材独特の臭みは、すっかり鳴りを潜め、にんじんはその甘さを、
マッシュルームはきのこの香りを残してつやつやしています。
たまねぎはすっかり溶けてしまって、味はすれども姿が見えず。
盛り付けるときに、まわしかけた生クリームをよくなじませていただきます。
味はさらにまろやかになって、箸が進みます。
ぱらりとかけた黒コショウも効いて、アクセントに。
今回は、フレッシュトマトの薄切りを添え、鶏肉と一緒にいただきました。
トマトの酸味と鶏肉の油がぴったりと合い、油に飽きることなく
ぺろりと平らげます。
ゆでたブロッコリーを添えてくれたり、大好きなキャベツとトマトを別鍋で
スープで煮込んだものをソースとして付けてくれたり、
わたしの体調と食べたいもの(なぜかわかっているのです!)に合わせた
調理をしてくれる主人には、ほんとうに感謝です。
実は、初めて食べさせてもらったとき、びっくりしました。
一般家庭なのに、レストランの味だったので。
わたし、ポート・フー自体食べたことなかったので、
「おいしそう!これ、なあに。」
「ポート・フー だよ」
「ポート・フーってなに?」
「洋風おでん、だな」
おでん。。。
そう聞いて、まだ味の理解力のない当時のわたし、なんとなく和風の味を
想像してひとくち。
!!子供のころ食べた野菜スープの味!!わたし、この味大好き!
「これってなに味?」
「・・・コンソメだよ」
そうか、コンソメだ。。。
「おいしいね。おいしい、おいしい」
「どうおいしい?どうおいしいか言ってごらん」
どうおいしいか??
「味の中でも酸味・甘み・渋み・辛味・塩気ってあるだろ。
それがどう感じるか。
それから、旨味。だしは何か。素材の味はどうか。灰汁はどうか。油はどうか」
わかりません(T_T) おいしいだけじゃだめなの。。
「だめ。
つぎにもっとおいしく、お前向けに味をカスタマイズするために必要な情報だから。」
かくして、初見のラーメンを語れるようになるまでの道のりがここから始まりました。
(ラーメン、今では好物になってしまった・・嗚呼。。)
今回のポトフもあと1食分。
今夜いただいたらおしまいです。
あなた、またこしらえてね。
昼時にのぞいちまった。
姐さん、一番のエッセンスは愛情ですなあ・・・にくいなあ
イチローさん
コメントありがとうございます。
えへへ。のろけが過ぎましたかね。
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