ぶん屋のお針箱（旧）

幼い頃からちまちましたことが好きで、
縫い物だけでなく、編み物、刺繍、ビーズなどをやります。
どちらかと言うと、欲しいものをこしらえる、
というよりも、作業工程が好きです。
没頭して頭が真っ白になります。

消しゴムはんこは、津久井智子さんの本を参考にして習いました。

図案は、日本の紋帳や図案集を参考にします。
写真のはんこは、北斎デザインです。

消しゴムですので、カッターで簡単に掘れます。

図案を写す → 消しゴムに転写 → 掘る → 試し押し
→ 修正 → 持ち手付け → 完成

消しゴムですので、多分長持ちはしないと思います。
でも、気軽に自分好みの印ができて、楽しい。

ぶん屋の商品についてる瓢箪（ひょうたん）印も実は消しゴムはんこです。

作ったはんこは、ほとんど差し上げてしまいます。
だから差し上げるために作っている、と言うのが正しい。
この写真のはんこも、わたしがとっても頼りにしていて、
大好きな職場の先輩が、転勤することになり、
今まで同じ現場で仲良くしてくださった感謝の意を込めて
作成しました。

和物好きな先輩は、ぶん屋のご贔屓さんでもあります。

消しゴムはんこと言っても、ひとつひとつ誂えです。
無いところから作る楽しみ、誰ともかぶらない嬉しさを実感できますよ。