紫の小さい花が、風に吹かれてゆらゆらと揺れています。
会社のある浜松アクトタワーから、駐車場までの道のりにある、
歩道脇の植込み花壇に、雑草のごとく生えています。
ほんとに小さい花で、色は薄い紫。
昼間何度も挑戦しましたが、携帯電話のカメラでは、うまく写真に残せません。
風に吹かれて、細かく震えているさまを、シャッターの遅いカメラで
捉えるのは本当に難しい。
今、この花が気になって仕方が無く、名前を検索しました。
調べるのに利用したサイトは、以前も紹介した
「植物図鑑」
http://nikko-oze.com/find/
↑こちらです。
花色:紫色系
草丈:すねの高さ か ひざの高さ
開花:4月
で検索しました。
葉や、群生写真を見て、「マツバウンラン(松葉海蘭)」であると判断しました。
検索結果で出てきた写真は、少し花が大きいようです。
自然に生えたものだから、花も小さいのかな。
〜サイトより解説転載〜
アメリカ原産の帰化植物で関西地方の海岸地帯に多い1年草または2年草。
先端に紫色の花をつけ、下の方に細長い葉をつける。
和名マツバウンランは草全体が細長いところを松葉にたとえたもの。
蘭というと、手塩にかけて育てる豪華な花。
なんとなくセレブで近寄りがたいイメージがありました。
こんなに小さくてやさしい蘭もあるんだ、とちょっと親近感。
細くて、弱々しいような印象ですが、乾いた土にするっと伸びていて、
先端に小さい小さい花をつけています。
葉は、下のほうにありました。
写真は、近所の駐車場に生えていたのを見つけて、
風の無い朝方に撮ったものです。
花の名前がわかると、親しみがわきます。