版画への気持ち

ぶん屋あき

2011年09月27日 18:25

版画をやってみたいなぁとぼんやりと思っています。型染めもいいなぁと思います。
新聞で、週末に展示会や催し物の紹介が載るのですが、そこに版画の展示会が紹介されていて、なんとなく気になり行ってみました。

作品と一緒に、色分けされた版木と、刷りの過程がわかる展示がありました。
ちょうど他の方がいらっしゃらず、話を聞けて、少しだけ自分が版画に近づいた気がします。

難しく考えずに、まずはやってみようと思えました。

ここ一年くらい、針を持つ気持ちにもなれないくらい心が疲れていて、かろうじて、ダメだと思わないように、こういうときもある、と、慰めて過ごして来ました。

夏が過ぎて、やっと針を持つ気持ちが出て、今はこぎん刺しをまたやっています。やり始めたら楽しい。



「静かに楽しい」
ここの所、わたしの中に新しく生まれた気持ちです。楽しいは、はしゃいだり騒いだりすることとセットだと思っていました。
でも、棚田を見たり、山へ行ったり、沢や滝を眺めたりするときは、気持ちが穏やかになり、そしてほこほこと楽しい気持ち。
振り返るとやっばり楽しかった、と思う。静かに楽しい、がピッタリな表現です。

針仕事や版画も同じように静かに楽しめたらいいなぁと思っています。
新しい自分です。

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