水窪へドライブ

水窪へドライブ
(秋葉山本堂横路にあったギボシの花)

秋葉山から山住神社経由で水窪へドライブです。
わたしと主人の休みが重なるのは火曜だけ。

久しく山の景色を拝んでいないので、山へ行こう、ということになり
ました。
きっと雨上がりで霞がかったすてきな風景が見られる、と期待を胸に
出発です。

早朝の地震で早起きしてしまった主人に、図々しくも二度寝した
わたしは起こされました。
台風一過で晴れを期待して洗濯物をしっかり干していざ出発!


案の定、天竜川のダム湖は、水面が煙ってきれい。
水をしっかり湛えた森はみずみずしい緑を見せています。

秋葉山では、人気もなく、静かな参道を登ります。
鹿がかわいらしい瞳でこっちを見てる。
みんな似てて、区別つくのかしら。
猫のほうが顔の違いがあるね、なんて話しながら、本堂へ。

お参りを終え、ふと横路をみれば、ギボシの花が。
薄紫のやさしい色は、山のひんやりした空気とともに、一服の
清涼剤でした。



さて、秋葉山を下りれば、車はスーパー林道へ。
山道はますます美しい景色をみせてくれますが、わたしは得意の
車酔い。

だいぶ強くなったとは言うものの、続くカーブで主人の丁寧な運転
にも関わらず、酔ってしまいました。

山住神社でお参りした際に、手水で手拭いを濡らし、首やおでこを
冷やし、途中休憩しながらなんとか水窪ダムへ。

林道の景色はいつも車酔いのせいで半分くらいしか楽しめないので
すが、今回は助手席で寝転がったまま、空と森のコントラストを
見ることができました。


秋葉山へ向かう途中、船明荘(ふなぎらそう)というフレンチレスト
ランに立ち寄りました。
開店が12時と聞いて、まだ11時前だったので諦めました。
雰囲気がよかったのでいつかおじゃましたい!


水窪の國盗りで食事、と思ってたどり着いたら、もう終わっていま
した。林道は落石と土砂崩れの跡で、避けて避けての走行でしたし、
わたしが酔ってたためになるべく揺らさないようなゆっくり運転。
着いたのは2時過ぎていましたから無理もありません。

何かさっぱりしたものを、と豆腐ソフトクリームを頂いて、
一路浜松へ。



夕方のゴールドの光の当たる長閑かな町並みや、山の景色を再び
眺めながら、もう秋は遠くないね、と話しながら下界へ下りました。

山住神社では27℃を示していた温度計。
水窪を下りて、日本一暑い天竜あたりは35℃でした。
窓から入る空気がぬるい〜。


お腹がペコペコのわたしたち。浜松で何か食べよう!
そうなると、ラーメンが真っ先に候補に。

またラーメン…と言いながら、あそこに行こうと決めたら、
頭ん中ラーメンで一杯なわたしたちです。


かくして、夕方4時ごろにやっとお昼にありついて、帰宅すれば、
同じくお昼にありつけなかった猫たちが。



家に帰れば我が家が一番。
貴重な一日のお休みは、いいドライブに連れてってもらいました。

山の景色を見ると、いつも泣きそうになります。
神様の懐に遊びに行った感じ。
自分の命が自然の中のひとつでしかないことを感じ、
もっと大きな命の森や山に逢うと自分の小ささに少しだけほっとする。

なんにもできない自分を、まぁまぁその調子でやんなよ、とまた
言えるようになります。

いいドライブをありがとうございました。



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